ブロードバンドワイヤレスフォーラム(BWF)について

会長挨拶

目的・概要

会長挨拶

会長　森川　博之
東京大学大学院
工学系研究科教授

　我が国において、2010年代には電波利用の質・量が大幅に拡大し、家庭内ワイヤレスシステム、ITSの高度化、次世代移動通信システム等の新たな無線通信技術を利用したシステムやサービスの実現化により、新産業創出、地域活性化、環境問題への対応等、新たな分野での電波利用が進んでまいりました。

　また、国際展開を念頭に置いた新たな無線通信技術の研究開発や標準化を推進するとともに、テストベッドを活用したシステムの相互接続試験等を実施し、新たなシステム、サービスの実用化及び国際展開を加速させるための検討も活発に進められております。

　こういった背景のもと、新たな電波利用システムやサービスの実用化及び国際展開を加速化させる母体として2009年7月3日に設立されたブロードバンドワイヤレスフォーラムでは、新たな電波利用システムやサービスの開発、相互接続性試験及び実証実験等の実施、電波利用システムやサービス等の国際展開の検討、テストベッドを活用した社会実証の検討等の検討を行ってまいりました。

　現在では、100を超える企業、団体、大学研究者の方々にご参加をいただき、我が国における2020年代の電波利用の発展を通じた新たな産業の創出とともに、我が国が抱える様々な社会問題を解決し、人々の生活の更なる向上に寄与していくため、積極的な活動を展開しております。

　特に、電波を利用した新産業の創出という点につきましては、2020年代に新たな巨大市場が生み出されることが期待されているワイヤレス電力伝送技術において、その次世代方式である空間伝送型システムの導入に向けた議論の主導や、近接結合型システムの利用領域拡大に向けた制度化の提案など、非常に活発な活動を行っております。

　昨今の新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、ウィズコロナともいわれる時代において求められる「新しい社会の在り方の確立」にあたって、無線通信技術の更なる活用は、その重要性を増していくものと確信をしております。

　本フォーラムでは、このような社会経済状況を踏まえ、新しい電波利用システムやサービスの開発・普及に貢献していく所存であります。

皆様のご参加、ご支援をお願い申し上げます。

目的・概要

ブロードバンドワイヤレスフォーラム(BWF)は、新たな無線通信技術を用いたシステムやサービスの早期実用化及び国際展開を図るため、新たな無線通信技術に関する研究開発、調査、情報の収集、関係機関との連絡調整、普及啓発活動等を行い、新たな電波利用システム及びサービスの健全な発展に寄与することを目的に設立されました。

新たな無線通信技術に関するテストベッドを活用した研究開発
新たな無線通信技術に関する調査
新たな無線通信技術に関する情報の収集､交換及び提供
新たな無線通信技術に関する関係機関との連絡調整
新たな無線通信技術に関する普及啓発
その他フォーラムの目的を達成するために必要な活動

役　員	会　長：森川　博之（東京大学大学院工学系研究科教授）副会長：川添　雄彦（日本電信電話株式会社代表取締役副社長副社長執行役員）
運営委員	運営委員（2024年7月）
参加者一覧	参加者一覧（2024年10月）
設　立	2009年7月3日
設置規約	設置規約
組織図	組織図（2024年5月）
事務局	(一社)YRP研究開発推進協会　bwf-sec(at sign)yrprd.or.jp 　(at sign)は「@」に置き換えてください。